件名:【PUBLICITY】1908:「クラブ情報」論(その1)〜検察の二つの誘導
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アフガニスタンへ行った直後に失職するなんて、ムネオさん、
まるでぼくみたいじゃないか。あ、だから激励しに来てくださ
ったのか。
2010/09/08 23:41:34
常岡浩介(19,201 followers)
Twitter-ID:shamilsh
(鈴木宗男衆院議員記者会見)
http://www.ustream.tv/recorded/9428874
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■■メールマガジン「PUBLICITY」No.1908 2010/09/09木■■
◆今号のポイント◆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
検察は常に「二重の誘導」を行なう傾向がある。第一の誘導は
「取調べ室」という「密室」で行なわれる。第二の誘導は「マ
スメディア」という「公共機関」で行なわれる。今はこの構造
が日本の歴史の中で最も見えやすくなっているとぼくは思う。
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▼出さないといけない情報が急に増えた。まず今号は「鈴木宗
男議員の上告棄却」について考える。そのまえにマクラ。
▼日本の教育予算がOECDで最低だ、というニュースと、
「ガーディアン」に載っていた、世界の大学トップ100。
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日本の教育予算、OECD最下位
GDP比3.4%
2010年9月7日21時22分
朝日新聞
経済協力開発機構(OECD)は7日、日本や欧米など32カ
国の教育状況をデータで紹介する「図表でみる教育2010」
を発表した。2007年現在の統計で、教育機関に支出される
日本の公的支出の割合は、国内総生産(GDP)比で3.3%
と、データのある加盟28カ国の中で最下位になった。
統計は、小中学校や高校、大学など全教育機関に対する国や自
治体などからの公的な支出の額を国際比較した。
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http://www.guardian.co.uk/news/datablog/2010/sep/08/worlds-top-100-universities-2010
The world's top 100 universities
1 University of Cambridge United Kingdom
2 Harvard University United States
3 Yale University United States
4 UCL (University College London) United Kingdom
5 Massachusetts Institute of Technology (MIT) United States
6 University of Oxford United Kingdom
7 Imperial College London United Kingdom
8 University of Chicago United States
9 California Institute of Technology (Caltech) United States
10 Princeton University United States
11 Columbia University United States
12 University of Pennsylvania (UPenn) United States
13 Stanford University United States
14 Duke University United States
15 University of Michigan United States
16 Cornell University United States
17 Johns Hopkins University United States
18 ETH Zurich (Swiss Federal Institute of Techno... Switzerland
19 McGill University Canada
20 Australian National University (ANU) Australia
21 King's College London (KCL) United Kingdom
22 University of Edinburgh United Kingdom
23 University of Hong Kong (HKU) Hong Kong
24 University of Tokyo, The Japan
25 Kyoto University Japan
26 Northwestern University United States
27 University of Bristol United Kingdom
28 University of California, Berkeley (UCB) United States
29 University of Toronto Canada
30 University of Manchester United Kingdom
31 National University of Singapore (NUS) Singapore
32 Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (E... Switzerland
33 Ecole Normale Superieure de Paris (ENS Paris) France
34 Carnegie Mellon University (CMU) United States
35 University of California, Los Angeles (UCLA) United States
36 Ecole Polytechnique, ParisTech France
37 University of Sydney Australia
38 University of Melbourne Australia
39 Brown University United States
40 Hong Kong University of Science and Technolog... Hong Kong
41 New York University (NYU) United States
42 Chinese University of Hong Kong (CUHK) Hong Kong
43 University of Queensland (UQ) Australia
44 University of British Columbia (UBC) Canada
45 University of Copenhagen Denmark
46 University of New South Wales (UNSW) Australia
47 Peking University China
48 University of Wisconsin-Madison United States
49 Osaka University Japan
50 Seoul National University (SNU) Korea, South
51 Ruprecht-Karls-Universitat Heidelberg Germany
52 Trinity College Dublin Ireland
53 University of Warwick United Kingdom
54 Tsinghua University China
55 University of Washington United States
56 University of Amsterdam Netherlands
57 University of North Carolina, Chapel Hill United States
58 Technische Universitat Munchen (TUM) Germany
59 University of Birmingham United Kingdom
60 Tokyo Institute of Technology Japan
61 Monash University Australia
62 Uppsala University Sweden
63 University of Illinois at Urbana-Champaign (U... United States
64 Boston University United States
65 University of California, San Diego (UCSD) United States
66 Ludwig-Maximilians-Universitat Munchen (LMU) Germany
67 University of Texas at Austin (UT Austin) United States
68 University of Auckland New Zealand
69 University of Sheffield United Kingdom
70 Freie Universitat Berlin Germany
71 University of Geneva Switzerland
72 Lund University Sweden
73 University of Nottingham United Kingdom
74 Nanyang Technological University (NTU) Singapore
75 University of Helsinki Finland
75 Washington University in St. Louis United States
77 University of Glasgow United Kingdom
78 University of Alberta Canada
79 KAIST - Korea Advanced Institute of Science &... Korea, South
80 London School of Economics and Political Scie... United Kingdom
81 University of Southampton United Kingdom
82 Leiden University Netherlands
83 Utrecht University Netherlands
84 Aarhus University Denmark
85 University of Leeds United Kingdom
86 Katholieke Universiteit Leuven Belgium
87 Purdue University United States
88 University of York United Kingdom
89 University of Western Australia (UWA) Australia
90 Dartmouth College United States
91 Nagoya University Japan
92 Durham University United Kingdom
93 Lomonosov Moscow State University Russia
94 National Taiwan University (NTU) Taiwan
95 University of St Andrews United Kingdom
96 University of Minnesota United States
97 Universitat Freiburg Germany
98 Pennsylvania State University (Penn State) United States
99 Erasmus University Rotterdam Netherlands
100 University of Oslo Norway
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▼こういう統計は、いろんな大学があるんだなあとわかって。
それだけで単純に面白い。オランダに「エラスムス大学」って
のがあるんだね。東京大学より香港大学のほうがランクが上な
んだね。
文部科学省は、東京大学をトップ10に入れるために何か対策
しているのかな。それとも無関心なのかな。
ニッポンの世界有数の経済力と、教育予算の低さとは、なにか
関係があるのか、など、いろいろ想像できて興味深い。
と、長いマクラでした。
以下、本論の目次。
■鈴木宗男議員、このタイミングで上告棄却、収監へ
■上告棄却〜タイミングの分析
■「竹内行夫」から見える判決の政治性
■ムネオ日記
■佐藤優の眼光紙背
■たきた敏幸日記
▼前号(「クラブ情報」の黄昏 その0)でぼくは、
1:小沢が勝つほうがマシ。
2:マスメディアがおかしい。
3:検察がおかしい。
4:「編集」論の視点が必要。
の4回に分けて書こう、さらに3については
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3:検察がおかしい。※「クラブ情報」の典型だ。一方、外務
省情報は「外部」から情報がとれるからまだマシ。検察批判の
体験論は多い。
a:村木判決 9月10日。
b:小沢秘書逮捕、毎週1回記者会見を続ける。
c:小沢起訴か否か〜「期ズレ」に過ぎない。
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とメモした。焦点は9月10日の「村木判決」。
だからその前にメモだけでも出しておいたわけだ。
しかし、抜き差しならない現実は、ぼくの書こうとしていたこ
とを、否応なしに、圧倒的に先取りしてくれる。
■鈴木宗男議員、このタイミングで上告棄却、収監へ
▼三つの、ネット内の言論を紹介したい。
どれも非常に重要な「歴史証言」であり、本誌で連載してきた
「司法の季節」は、この事件と強く関連している。
その前に、新聞報道2本。
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鈴木宗男議員、失職・収監へ 最高裁が上告棄却
朝日新聞2010年9月8日19時47分
北海道開発局の工事や林野庁の行政処分をめぐる汚職事件で、
最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)は、不正に口利きした見
返りに業者から現金計1100万円を受け取ったとして、受託
収賄やあっせん収賄など四つの罪に問われた「新党大地」代表
の衆院議員・鈴木宗男被告(62)の上告を棄却する決定をし
た。7日付。懲役2年の実刑、追徴金1100万円とした一、
二審判決が確定する。
現職の国会議員が実刑確定により失職するのは、ゼネコン汚職
事件であっせん収賄罪に問われた中村喜四郎元建設相以来で、
戦後4人目。鈴木議員は現職の衆院外務委員長。
鈴木議員は最高裁に異議を申し立てる方針。棄却された時点で
刑が確定する。確定すれば公職選挙法と国会法の規定に基づい
て失職し、収監される。すでに勾留(こうりゅう)された43
7日のうち、一審判決で220日を刑期から差し引くとされて
いるため、遅くとも約1年5カ月後に出所する。ただし、事件
当時の公選法の規定で、刑期を終えてから5年間は選挙に立候
補できない。
鈴木議員が失職すると、新党大地の比例名簿2位だった八代英
太氏(73)が名簿から外れる届けを出しているため、3位で
鈴木議員の秘書・浅野貴博氏(32)が繰り上げ当選する見通
し。
鈴木議員の上告審では、北海道開発局の港湾工事をめぐる60
0万円の受託収賄罪について、当時の北海道開発庁長官だった
鈴木議員に「職務権限」があったかどうかが争点になった。
第一小法廷は、長官には工事実施についての指揮監督権限はな
かったものの、予算計画の作成にあたって職員を指導する立場
にあったと指摘。「職員への指導の形を借りて、特定の業者に
受注させるよう開発局幹部に働きかけたことは長官の職務に密
接な関係がある」と述べ、受託収賄罪の成立を認めた。5人の
裁判官全員一致の意見だった。
2002年の東京地検特捜部による鈴木議員関連の捜査では、
7事件で計12人が起訴された。鈴木議員の元秘書2人や、佐
藤優・元外務省主任分析官ら11人の有罪がすでに確定してい
る。(延与光貞)
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鈴木宗男議員「検察権力と闘っていく」上告棄却会見
朝日新聞2010年9月8日23時53分
「わいろをもらったという認識はありません」「いかなる環境
にあっても検察権力と闘っていく。青年将校化した検察官は冤
罪を生んでいく」
上告棄却決定を受けて、午後5時すぎから東京・永田町の衆院
議員会館で会見を開いた鈴木議員は、捜査段階から続けてきた
無罪主張を改めて展開。「密室での取り調べ、一方的な調書、
その調書を金科玉条のごとく最優先する判決。真の公正公平は
どこにあるか」と裁判所の判断も批判。わいろだとの認識を裁
判以外の場で否定したという贈賄側関係者の陳述書も配り、「
司法の判断は判断としても、これが真実だということを、自信
をもって公言したい」と力説した。
胸元には、自ら結成した新党大地のシンボルカラーでもある、
緑のネクタイ。失職後の政治活動については「私の志はきちん
と受け継ぐ者がいると考えている」と述べた。
笑顔も見せながら話していた鈴木議員の表情が一転したのは、
家族の反応を聞かれた時。「犯罪者の家族になる、犯罪者の子
どもと言われるということについては申し訳ないという思いで
いっぱいです」と話すと涙があふれ、娘が電話で励ましてくれ
たことについては「親として申し訳ないと思いながらも、あり
がたい」と声を震わせた。
会見は約15分で終了。最後に政界復帰の意思を聞かれると、
「国民が決めること」と前置きしたうえで「政治とは切っても
切り離せない人生ですから、私は死ぬまで、バッジがあろうと
なかろうと、経験を少しでも生かせるような生活をしていきた
い」と語った。(中井大助)
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■上告棄却〜タイミングの分析
▼要するに、最高裁は、9月10日に発表される「村木判決」
から「逃げた」のだ。そして特捜部の「取調べ」に強く光が当
たる危険性を封じた。
鈴木宗男議員への賄賂ってのは、やまりんにしても、島田建設
にしても、一言で言うと、「贈賄側が賄賂を否定している」。
あのムネオバッシングは、検察情報による誘導だった。検察の
「クラブ情報」は外務省の「クラブ情報」よりもたちが悪い。
その時点では、検証不能だから。
▼検察は常に「二重の誘導」を行なう傾向がある。
第一の誘導は、「取調べ室」という「密室」で行なわれる。
第二の誘導は、「マスメディア」という「公共機関」で行なわ
れる。第一の誘導を隠すために行なわれる誘導であり、これは
「リーク」と呼ばれる。つまり「密室の誘導を隠す」ための「
クラブ情報」である。
最近は、第一の誘導の時点での「ストーリー」づくりが杜撰に
なってきた。その典型が、大阪が仕組んだ、厚労省・村木局長
の冤罪事件だ。
一方的な作文による調書の絶対化が、冤罪を生む。その悪構造
を止める知恵を、現在のニッポン社会は持っていない。日本人
の大半は、「マスメディアの寺院」のなかでさ迷っている。
▼さらに、今回の鈴木議員の上告棄却は、上に書いた検察によ
る「密室誘導隠し」とともに、外務省の「外交機密費隠し」の
線も濃厚だ。ここらへんは、後で紹介する佐藤優さんのコラム
が実に鋭い。
■「竹内行夫」から見える判決の政治性
▼大半のニッポン人が知らない事実がある。ムネオバッシング
時の外務省事務次官が竹内行夫という人で、【この人が今、最
高裁判事である】、という事実である。
この人については、ちょうど1年前の国民審査の時に、本誌で
も書いた。抜粋しておく。
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No.1867:国民審査を審査せよ
2009/08/29土
最も解せないのは、外務省事務次官経験者である
竹内行夫
さんが最高裁判事になっているという事実だ。
なぜ?
司法試験に受かってなくても最高裁判事になれる論理は、どれ
ほど整合性をとっていようと、狂っているとしかいえまい。司
法試験に受かってなくても最高裁判事を務めることができる、
最高裁のシステムそのものが狂っていると思う所以である。
(中略)
▼ちなみに、竹内行夫さんの座右の銘は、
「清流に石を投げれど水清し」
だそうだ。
人間は、自分に欠けているものを欲望する生きものらしい。
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▼だんだん思い出して腹が立ってきた。鈴木議員が、沖縄県知
事選で外交機密費3億円が使われた事実を公表したが、外務省
としては、具合が悪いわけだ。
以下の三つの文章によって、検察による「二つの誘導」が見事
に絵解きされている。
■ムネオ日記
▼その1。「ムネオ日記」から。引用符▼など適宜編集。
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http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
2010年9月8日(水) 鈴 木 宗 男
最高裁第一小法廷から11時半、「上告を棄却する」という特
別送達が自宅に届いたと家内から連絡が入る。
昨夜から今朝にかけて、マスコミ関係者から最高裁が特別送達
を出したという話があったので、心の準備はできていた。最高
裁の理由は、職務権限にだけ触れて、政治資金規正法違反、議
院証言法違反については何も触れていない。
検察が善良な市民を密室で誘導し、でっち上げの調書を作り、
その調書を持って判決を下す裁判所が、真に公正公平で、真実
を明らかにする司法としての責任を果たしているのかどうか、
疑問である。いや、果たしていないと言った方が正しいだろう
。公判で「賄賂はもらっていません」と言うと、判決文では「
反省の情皆無」と一方的に断じる裁判所も、官僚化しているの
である。
▼読者の皆さんに、やまりん事件の山田哲社長が東京高等裁判
所に出した陳述書の一部を紹介したい。
(引用ここから)
私を取り調べた吉田正喜検事(以下、吉田検事といいます)か
ら「業者が政治家にお金を渡すのは『お礼』か『お願い』しか
ない」とこまごまと説明され、「どちらなのだ」と言われて、
この件は「お礼」という趣旨では通らないと思い、「お願い」
としてしまったのです。
やまりん関係者一同の気持ちは、官房副長官就任のお祝いであ
り、だからこそ、官房副長官室で堂々と祝儀袋を机の上に並べ
たのであり、賄賂だと思っていたとすれば、人の出入りのあっ
た官房副長官室でそのようなことをすることにはならないと思
います。
(中略)
平成15年に裁判所で証言する前に、証人尋問の4日前から毎
日東京地検に出向いて尋問のリハーサルを行いましたが、その
際、吉田検事から不正な行為の働きかけをお願いした旨の答え
が予め書き込まれた尋問事項書を渡され、答えに間違いはない
か何度も念を押されたからです。
なお、用意された尋問事項書は、リハーサルの終了時に、返す
ように言われ、私の手元には存在しません。
(引用ここまで)
▼また、島田建設事件では、島田社長が検察のプレッシャーか
ら、公判に証人として出た翌日、脳梗塞で倒れられ、話もでき
ない状態になった。その島田社長が奥さんに話していたことに
ついて、奥さんは陳述書を作ってくれた。一部紹介したい。
(引用ここから)
夫の話では、検察官はあらかじめ文章を作っていて、その表現
内容が夫の認識と違うと言っても受付けてくれず、どのように
対応をしたらよいか困っているということでした。
(中略)
夫は、納得のいく形での調書を作ってもらえず、そのあげく、
鈴木宗男代議士は逮捕され、また島田建設も賄賂行為をした企
業とされて9ヶ月の指名停止の処分を受けてしまいました。
(中略)
俺が検事の言うままにサインしたのが悪かったのかな、申し訳
ないことをしたな、などため息混じりに愚痴っていました。
(引用ここまで)
▼検察、裁判所が、私が賄賂をもらったと判決しようが、届け
た側が明確に否定していることこそが真実ではないか。官僚化
し、小さな出世欲にとらわれ、自分のことしか考えない一部青
年将校化した検察官、また自分の出世しか頭にない心ない裁判
官がいることに、「本当に日本は民主主義国家なのか」と、自
問自答するものである。
弁護士は異議申し立てを10日にするというので、今後のこと
は弁護士に任せたい。
私は淡々と、与えられた立場で最後の最後まで仕事をしていく
。有難いことに、事務所には非難や批判の電話、FAXはなく
、激励の電話、FAXがいっぱいくる。
8年前と風向きは間違いなく変わっていると実感しながら、声
なき声に耳を傾け、絶えず後ろを見ながら、弱い人のために政
治があることをいかなる立場でも訴えていきたい。
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▼マスメディアの「中立」とは具体的な「偏向」である、とい
う事実を浮き彫りにしてくれる言論が、ネット内には増え続け
ている。冒頭で紹介した鈴木会見の動画は20分ほどと比較的
短く、必見であると書いておく。
■佐藤優の眼光紙背
▼その2。BLOGOSの「佐藤優の眼光紙背」から抜粋。
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【佐藤優の眼光紙背】
なぜ最高裁はこのタイミングで
鈴木宗男衆議院議員の上告を棄却したか?
2010年09月08日16時14分
佐藤優の眼光紙背:第79回
(前略)
最高裁判所は最高政治裁判所でもある。それは、2002年に
鈴木宗男追放キャンペーンの中心に立った竹内行夫外務事務次
官(当時)が現在、最高裁判所裁判官をつとめている事実から
も明白だ。
所属する小法廷が異なるなどということは、本質的問題でない
。司法試験にも合格していないので、法曹資格ももたず、かつ
極めて政治的動きをする人物を行政機関である外務省から受け
いれている最高裁判所という組織自体が、「司法権の独立」と
いう名目からかけ離れた組織だということを筆者は指摘してい
るのだ。
▼このタイミングで最高裁判所の司法官僚が鈴木氏の上告棄却
を決定したことは、きわめて合理的だ。それには2つの理由が
ある。
▼第1の理由は、9月10日に大阪地方裁判所で行われる村木
厚子元厚生労働省局長の裁刑事判で、無罪判決が予想されてい
るからだ。そうなれば特捜検察は正義の味方であるという神話
が裁判所によって覆される。当然、世論の特捜検察の取り調べ
に対する疑念と批判がかつてなく強まる。そうなると、「国策
捜査」によって事件が作られたという鈴木氏の主張を完全に無
視することができなくなる。
▼第2の理由は9月14日の民主党代表選挙で小沢一郎前幹事
長が当選する可能性があるからだ。最高裁判所の司法官僚にと
っては、これも頭痛の種だ。小沢氏は鈴木氏の政治的能力を高
く評価している。そもそも鈴木氏を衆議院外務委員長に抜擢し
たのは小沢氏だ。小沢政権になれば鈴木氏が政府の要職に就く
など、政治的影響力が高まるのは必至だ。そうすれば排除が困
難になる。
この結果にいちばん喜んでいるのは外務官僚だ。鈴木氏が収監
されることにより外交機密費(報償費)の不正使用や、外交秘
密文書の破棄に対する責任を追及する政治家がいなくなると外
務官僚はほっとしている。しかし安心するのはまだ早い。鈴木
氏は小沢氏に外務官僚に関するヤバイ情報をすべて引き継いで
いるはずだからだ。
いずれにせよ、今回、最高裁判所が鈴木氏の上告を棄却したこ
とは、普通の国民の目には見えにくいが、「誰が日本国家を支
配するか」を巡って、資格試験に合格したエリート官僚と国民
によって選ばれた国会議員の間で展開されている熾烈な権力闘
争を反映したものだ。(2010年9月8日脱稿)
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▼この佐藤コラムは、今回の上告棄却を解説する最も明快なも
のだと思う。「鈴木氏は小沢氏に外務官僚に関するヤバイ情報
をすべて引き継いでいるはず」などというくだりは、いつもな
がら心憎い表現だ。
■たきた敏幸日記
▼最後に、「たきた敏幸日記」から。
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たきた敏幸日記
takinowa.exblog.jp
10.09.08(水)
定例県議会本会議 /
鈴木宗男代議士上告棄却、「検察権力と闘う」
本日午後、最高裁は鈴木宗男代議士の上告棄却を決定した。鈴
木先生は記者会見で、「検察権力と闘う」とキッパリと明言。
私としては、どんなことがあっても鈴木先生を応援するつもり
に変わりはない。ちなみに、私の携帯電話の待受け画面は、鈴
木先生とのツーショット写真である。党派は違えど、そしても
し自分が不利な状況になろうと、私は鈴木先生を信頼し、支持
して参りたい。
これで、鈴木先生は収監ということになるが、なぜ公判で「真
実」が明らかにならないか、心の底から怒りが湧いてくる。鈴
木先生の事案は不当な国策捜査であり、まさに「国家の罠」で
ある。実に残念であり、不条理感と憤りが収まらない。断固、
抗議したい。
それにしても、なぜこのタイミングでの上告棄却決定なのだろ
うか。事実上、次の総理を決める民主党代表選の最中、菅総理
と小沢一郎氏が大接戦を展開しているこの時期に判決が出ると
は不可解千万。この判決には権力側からのメッセージが感じら
れる。いずれにせよ、一人でヒッソリと肩を小刻みに震わせて
ほくそ笑む菅総理の姿が目に浮かぶ。
by takinowa | 2010-09-08 21:12
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▼以上のような事実経緯、解釈について、9月11日に北海道
の十勝でシンポジウムが行なわれるそうだ。これには鈴木議員
も出席するらしい。行ける人は行ってきてください。
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http://www.forum-j.com/
2010年9月11日(土)16:00〜18:00
緊急シンポジウム! フォーラム神保町 in 十勝
〜『政権交代』とは何だったのか? 民主・代表選直前に考え
る夕べ〜
■講師
佐藤優(作家)
魚住昭(ジャーナリスト)
宮崎学(作家)
石川知裕(衆議院議員)
■コーディネーター 佐藤優
■主催 フォーラム神保町
■会場 とかち館/孔雀の間
(北海道帯広市西7条南6丁目2番地 tel 0155-24-1040)
■入場料 \1,000
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▼ポイントは、検察と外務省が現今の政局に大きく関わってい
る点にある。そして、その両方の組織と、「体験的」に関わっ
てきた人が佐藤優さんだ。必然的に、この政局の意味を知るた
めには、佐藤優さんの言論が大いに参考になるのである。
検察、外務省に加えて、「メディア産業」という第三の集団も
ある。というよりも、マスメディアにこそ最も注目しなければ
ならない。検察の「クラブ情報」も外務省の「クラブ情報」も
、すべて「メディア産業」を通してぼくたちは知らざるをえな
いからだ。
freespeech21@yahoo.co.jp
http://www.emaga.com/info/7777.html
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